MENU

社労士事務所の開業準備①

こんにちは

前回は試験合格後に受けた「事務指定講習」のお話でしたが、それを終えて社労士登録後、私が事務所開業の準備で行ったことをお話しさせていただきます。

 

少し長くなりますので分けてお話しさせていただきますが、

これから社労士開業される方にとって1つの参考例になれば幸いです。

 

社労士として必要な物?

まず都道府県の社労士会に行き、社労士登録の申請をする時に備品などの購入案内をされました。

 

その中で、私が購入したものは下記になります。

1つ目は、「社労士バッジ」です。

これは8千円くらいでした。

ただ、約10年間社労士として活動してこのバッジを装着したのは5回くらいです。私は企業の人事労務管理上の相談・手続きをメイン業務にしておりましたが、企業訪問して社長や事務担当者とお会いする時も行政へ手続に行く時も付けた記憶がありません。

正直、合格(登録)記念品だと思っています。

記憶をたどる限りこのバッジを付けたのは、労使の間に入り立場を明確にするために付けた時くらいです。

 

2つ目は、「名札」です。

これは、プラスチック製の厚い板で裏に付いている安全ピンやクリップで胸に付けるものです。

登録後に都道府県の社労士会に所属することになるのですが、研修会や支部会などで使用する人もいます(私は付けていなかったので強制ではないと思います)。

話が逸れますが、支部会などの集会で親しそうに声を掛けられ「誰だったかなぁ」と思った時、名札を見なくても士業の世界では「先生」と呼べば解決です。(笑)

話を戻して、街頭無料相談会などに協力する時は身分を明らかにする意味でもこれを付けて活動していたと思います(強制とは言われませんでしたが、持参するようにとは言われました)。

金額は忘れましたが、1,000円前後だったようなそんな記憶です。

 

今回ご紹介する最後の1つは、「提出代行印」です。

これは、5千円くらいだったかと思います。

企業などに代わって社会保険などの書類手続きを代行する場合に社労士が代行したと証明するためのゴム印です。

これも形式を大切にする場合は購入した方がいいと思いますが、私は途中で事務所移転をし新しくする必要があったのですが、ごく一般的に使われる事務所ゴム印+認印で済ませるようにしました

お恥ずかしい話ですが、役所へ書類を提出しに行った際に押印漏れがありその場で手書き+認印で提出したこともあります。

そもそも「提出代行印」を役所に登録するわけでもないですし、社労士登録自体がしっかりされていれば何も問題ありませんので、役所もすんなり受け付けしてくれました。

 

その他に、社労士会で販売している事務所用の領収証や顧客管理用の台帳なども購入しましたが、途中から自作のものを使用するようになりました。

ある程度ノウハウをご存知の方は余計な出費を抑えられますので購入せずにご自身で用意した方がよいかと思います

 

さて、ここまでざっとお話しをさせていただきましたが、私の社労士事務所経営の中で必ず必要で今も使用し続けている物は出てきていません

いかに開業当初の私が何も知らず、あれもこれも勧められるがままに手を出していたのかが分かるかと思います。(笑)

もちろんうまく活用している社労士もたくさんいると思いますが、無くてもできる方法を探すのも1つのルートだと思います。

 

開業に伴い準備したものはまだありますが、次回この続きをお話させていただければと思います。 

次回もまたよろしくお願いします。

sha-ron.hatenadiary.jp

 

  

ここまでお読みいただきありがとうございました。